前後斜めの左右から、二体のドラゴンが挟み撃ちを仕掛けてきた。 マドカは、早鐘のように打つ心臓の音を聞きながら、 なんとか手綱を繰って、 敵二体の軌跡が描く面の、法線方向へ逃れた。 と、一体が攻撃を放ってきた。 真っ直ぐこちらへ向かってくる、燃え…
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